Embody : 身体性、体現化、身体と共にある
Laboratory : 研究室
8 LETTERS : 英語で ” I Love You” を綴った8文字のこと

身体を世界の見え方や物事の捉え方、心や思考の在り方へのインターフェースとして、身体から『自分を知る』『自分とつながる』ことをクライエントの方々と共に探求するホームベースとなる様に。また、ひとりひとり、かけがえのない存在である『私』が今、ここで安心・安全を感じて生きている。という実感への回帰を目指して名付けられました。

場合によっては、自分の身体を感じることや、内側をみつめることというのは、大きな不安を伴うことであったり、苦痛を感じて抵抗があったりするものですが、意識と無意識の架け橋である身体を介して少しずつ少しずつ、身体感覚に目を向けていくこと、五感を使って身体の外で起こっていること、つまり、『今』を あるがままに（↓）

感じていくことは、主体的に人生を選択していくことや、自己を調整する力を養う上で、とてもパワフルな意味を持ちます。

無条件に誰かや何かを愛し敬い、大切にして、ゆっくりと時間をかけて強く大きく育むのと同じ様に、自分自身をたっぷり慈しんでほしい。身体感覚から自分を眺めることで内側から自然と立ち上がってくるその人らしさを、のびのびと深く呼吸の出来るしなやかなこころと、からだで味わってほしい。環境や習慣、これまで有効だった生存戦略が作った、あるべき自分の姿から、あるがままの自分の姿へと立ち帰り、溢れる笑顔が少しでも増えるといいな。そんな気持ちで、クライエントの方々と日々向き合っています。この場所が、毎日を健やかに生きるための心の通ったコミュニケーションの場、セラピストである私もクライエント様も相互に学びや成長を深められる様なポジティブなエネルギーが生まれる場となる様、願いを込めました。